他の犬に高圧的な態度で吠える

他の犬に吠える・威嚇する。

こういう行動をとる原因は、犬種や子犬期の社交性訓練などその犬の育て方によって大きく違います。

犬種的な要因から吠える。

犬の種類はたくさんあります。 その犬種によって性格の傾向というものがあります。

例えば、ドーベルマン・ピンシャー・シュナウザー・シェパード・ボクサー・ブルドックなど、一般的に気の強い犬種があります。 こういう犬種的な要因が原因の場合もあります。

逆に、家庭犬用に改良された比較的おとなしいタイプの犬種もいます。 例えば、ゴールデンレドリバー・ラブラドールレドリバー・シーズーなどがいます。

まず自分の犬がどちらのタイプになるのかを認識し、自分の飼っている犬が犬種的に、どういう性格を持っているのか正しく理解しておきましょう。

どちらのタイプにしても、飼い主がシッカリとしたリーダーシップを持って、犬との優勢順位がシッカリ確立している事が大切です。 これが出来ていないと、この矯正訓練もうまくいかない事は言うまでもありません。

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甘やかされて育った支配性強化から吠える。

室内犬に多い傾向があります。 可愛さのあまり、生活の中心を犬優先にした結果、支配性が強化される事があります。

例えば、犬がソファーや椅子を占領していたり、廊下を塞いで寝ていた時に、飼い主である人間がその場所を避けて行動するといった行為です。

犬は、本来集団で生活する集団生活のプロです。 その集団では、リーダーが決まり最下位まで見事に優勢順位が決まっているものです。

その順位の決め方が、この優先に当たります。 犬の群れの中では、優位な犬が劣位の犬をどけてでも、自分の好む場所を陣取ります。

つまり、飼い主である人間が、可愛いからといって犬を優先した行動をとる事は、飼い主自ら「私は、あなたより下ですよ」と、犬に伝えているようなものです。

犬は、1歳を過ぎたあたりから支配性が強くなってきます。 これが高じると、家族の中で1番になってやろうと、支配的な態度が強くなってきます。

これを、権勢症候群(アルファー・シンドローム)と、呼ばれています。

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飼い主の無知識による犬権勢症候群

散歩に出た時など、犬に前を歩かせ、犬に引っ張られるようにして歩く事をヨシとしている飼い主がいます。 「自分の犬は、堂々としていて強いのだ!」、という優越感でしょうか?

こういう飼い方をされた犬は、最初は他の犬を見れば近寄って、相手の背や尻に前足をかけ、背中の毛を逆立てて低く唸って威嚇し、相手が弱いとわかれば、マウントしたりします。 これは、優位性を誇示するための行為です。

そして、飼い主がこれを叱らず見逃した場合、犬はますます図に乗ってこの悪戯がエスカレートしていきます。

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犬の矯正方法

さて、理由は何であれ矯正が必要です。 全面的に生活を変え、飼い主が信頼できる強いリーダーになる事です。 散歩など、外出時は飼い主が最初に戸口を出て、これに犬を従わせる事からはじめます。

マーキングやオシッコなどをする場所も、飼い主が決めます。 犬が勝手に飼い主を引っ張っていく、という事を許してはいけません。 勝手に引っ張っていく場合は、急速に方向を変え反対方向に歩くか、強制的に伏せの姿勢をとらせます。

その代わり、犬がおとなしくついて歩く時は、優しく声をかけたり、好物のおやつなどを与えたりして、軽くあご下や首筋をなでてあげ、飼い主に従って歩く喜びを習慣づけるようにします。

この訓練は、充分に運動させ、やや疲れてからのほうが容易に理解させる事ができます。

遠くから他の犬が来た時に、リードを手繰ったり・立ち止まったり、飼い主が身構えたりするのは禁物です。 犬の興奮を喚起する結果となります。 歩調を変えずに平静に歩き続け、おやつやおもちゃなどで、犬の気をそらせることを心がけてください。

ただし、急に攻撃的な態度を示す場合は、素早くリードを踏みつけて「伏せ」になる姿勢を強制します。 この屈服の姿勢をリードを踏んだままで1〜2分続け、服従した時はやさしく背筋をなでて、いきり立つ気分の鎮静をはかります。

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最も理想的な犬の初期矯正法

他の犬が何十頭も集まるしつけ教室に預け、飼い主ではなく他人に訓練してもらうのが理想的な矯正法です。

犬は、知らない場所で他人にコントロールされると意外に素直に服従します。 まして、自分よりその環境に慣れている強そうな犬達が、嬉しそうに服従しているのを見るのですから、攻撃する気力は抑えられます。

さらに何人ものハンドラーにかわるがわる可愛がってもらったり、 服従を強制されたりすれば、反抗する気持ちは徐々にほぐれ、大勢の仲間とジャンプしたり泳いだりする楽しさが驚くほど早く身につきます。

大勢の仲間と1日中、一緒に走ったり日向ぼっこをして休んだりする事で、他の犬に対する異常な興奮性も消えうせます。

ある程度、犬の訓練が終了してから飼い主も訓練に参加すればもっと効果的です。

ただし、当然のことですが、しつけ教室へ預けるには、ある程度費用と手間が掛かります。 その事も、充分検討して決めなくてはなりません。

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道具を使った犬の初期矯正

ジェントルリーダー(頭絡識首輪)で、コントロールするのがいいでしょう。 犬に反撃される事も無く、他の犬に噛み付くことも無く、腕力も必要ありません。

充分に服従するようになったら、チョークカラー(鎖首輪)を首の真上で、頭との境目にかけてコントロールします。 チョークカラーは、ショックと同時に鋭い音も生じますので、犬に命令が伝わりやすく便利です。

矯正の成功は、飼い主の冷静な態度と深い愛情、そして毅然としたメリハリのある接し方、つまり飼い主のカリスマ性です。 信頼のおける強いリーダーを目指して頑張りましょう。

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